冷却・保冷
ドライアイスの最大の特徴である冷却について
ドライアイスは、-78.5℃の超低温冷却材です。
取扱いが容易なので、日常生活の中でも、多種にご使用いただけます。
食材等の保冷
冷凍食品やチョコレートなど、温度管理の厳しい物の搬送にドライアイスは有効に利用されています。
低温輸送には、確実で取扱いが容易なドライアイスが重宝されています。
BBQなど、電源が無い場所に食材等を搬送するのにドライアイスは有効です。
・冷凍品を保冷するには、ドライアイスを上におき、冷気が下がるように配置する
・冷蔵品を保冷するには、氷と併用することが有効です。
冷蔵品は氷で保冷し、その氷を解かさない為にドライアイスを使用する。
ドライアイスは、気化して炭酸ガスを発生します。
野菜、果物などは、ガスを吸収すると味が変化します。直接触れないように注意してください。
ドライアイスの使用量は、「使用量目安」ページを参照ください。
冷凍庫の故障/配送車の庫内温度管理
故障や停電時の冷凍庫、冷蔵庫の保冷に有効です。
また、搬送用の車の庫内や、箱の中の温度上昇を防ぐのも有効です。
ドライアイスをタオル等でくるみ、庫内の上段に配置する。
冷気はさがるので、庫内を保冷することができます。
ドライアイスは、気化して炭酸ガスを発生します。
野菜、果物などは、ガスを吸収すると味が変化します。直接触れないように注意してください。
保冷効果が低い時は、くるんだタオルを少しはだけさせ、ドライアイスが出るようにすると効果が上がります。
ドライアイスの使用量は、「使用量目安」ページを参照ください。
遺体の安置
特に、内臓、頭(脳)を冷却することが必要です。
タオルでくるんだドライアイスを腹部、頭部に接触するように置いてください。
ドライアイスの使用量は、「使用量目安」ページを参照ください。
注意事項
・ドライアイス使用
ドライアイスは、裸で使用することが、冷却の最大の効果を得られます。
しかし、取扱いの危険を防ぐために、タオル等でくるんで使用することをお勧めします。
くるむことで、保冷効果は若干落ちますが、その分持続します。
・ドライアイス廃棄
ドライアイスは、昇華して跡形もなくなるものですが、ほうっておいて、他者が触って火傷をおうことも考えられます。廃棄する場合は、人の手の届かない場所においてください。